クマゼミ
- 名前 学名
- クマゼミ(熊蝉) Cryptotympana facialis
- 分類
- 昆虫類・カメムシ目セミ科
- 生態
- 県内には13種のセミが生息していますが、その中で最も人に身近なセミの1つといえるのがクマゼミです。都市部の公園や街路樹、庭木などに多く、山地の森林ではあまり見られません。成虫の体長は60-70mmで、県内では最大の大きさをほこります。翅は透明で脈は緑色~黒色、体は背中側の胸に模様はありません。オスには腹にオレンジ色の腹弁(鳴くための器官)があります。明け方から正午までの午前中に、シャーシャ―という高くて大きい声で鳴きます。
- その他
- 翅が透明で胸の背中側に模様がないセミはクマゼミだけです。そのほかのセミの見分け方や、抜け殻の見分け方などについては、県内の動植物種について知りたい(身近な生きもの)> 自然観察をはじめよう>ふくおか生きもの見つけ隊をぜひ参考にしてください。