コクワガタ
- 名前 学名
- コクワガタ(小鍬形) Dorcus rectus
- 分類
- 昆虫類・コウチュウ目クワガタムシ科
- 生態
- 県内には18種のクワガタムシ科の生息が確認されていますが、その中でも一番都市部でも見られる種がコクワガタです。成虫の全長(大あごの先端から腹の末端まで)はオスが17-54㎜、メスが22-33㎜で、コクワガタという名前がついていますが、それほど小さくありません。成虫は5-10月に発生し、クヌギやコナラ、ヤナギなどの樹液によく集まります。そのほか、街灯にもよく飛来します。
- その他
- オスの成虫は、大型個体では大あごの先1/3ほどの場所にとがった歯が1つありますが、小型個体では歯がありません。メスは上翅に筋状の縞があり光沢が弱いのが特徴です。詳しい見分けについては、 県内の動植物種について知りたい(身近な生きもの) > 自然観察をはじめよう>ふくおか生きもの見つけ隊をぜひ参考にしてください。