カマツカ
- 名前 学名
- カマツカ(鎌柄) Pseudogobio esocinus
- 分類
- 魚類・コイ目コイ科
- 生態
- 全長20cmほど。体は細く、とがった顔に口ひげが特徴的です。銀白色の体に黒色の斑紋があります。口は下向きについており、少しずつ進みながら砂を飲み込み中の水生昆虫をえり分けて食べ、余った砂はえらから吐き出します。ただし砂もかなり飲み込んでいるようです。東海地方以西の本州、四国、九州に広く分布しています。福岡県の河川ではもっとも普通にみられる魚の一つで、川底で餌を探している様子が観察できます。食べてもおいしい魚です。
- その他
- 県内でみられる淡水魚の中では、ツチフキやゼゼラに似ています。ツチフキは止水の泥底の水路でみられ、カマツカと一緒にいることは少ないです。ツチフキのほうが口が小さく体に対して頭が大きいです。ゼゼラは一見似ていますが、より小さく、口ひげはありません。