シメクチマイマイ
学名:Satsuma ferruginea (Pilsbry, 1900)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 県内で広く生息が確認されていた種であるが,近年は減少傾向がみられ,確認が難しい種となった。また,県内産の個体は他県産と比較すると,殻形態に大きな違いはないが,鞭状器が細く極めて長い。さらに,陰茎付属肢は模式的なシメクチマイマイより短く,ツシマシメクチマイマイより太く長い特徴を有し,他県にはみられない特異な形態である(多田ほか,2023)。これらの希少性と特異性を踏まえ,前回の準絶滅危惧から絶滅危惧II類に評価を変更した。 |
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危機要因 | 森林伐採 |
分布情報 |
北九州市小倉南区,福岡市西区,福岡市早良区,久留米市,八女市,筑紫野市,春日市,宗像市,古賀市,福津市,宮若市,朝倉市,糸島市,那珂川市,篠栗町,新宮町,久山町,香春町,添田町,みやこ町
MAP |
種の概要 | 殻長10~15mm程度。中国地方,四国,九州に分布する。郊外の雑木林や山地森林に生息する。 |
生息環境 |
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