アリソガイ
学名:Coelomactra antiquata (Spengler, 1802)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 県内では確認地点が少ない。福間海岸(福津市)では,現在も冬季に生きた幼貝の打ち上げや新鮮な死殻がみられる。本種は全国的に健全な個体群が少なく,福間海岸は貴重な生息地とみなされる。 |
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危機要因 | 海岸開発 水質汚濁 その他 |
分布情報 |
北九州市小倉南区,福岡市東区,福津市,岡垣町
MAP |
種の概要 | 殻長120mm,亜三角形,薄質,薄紫から茶褐色,膨らみがやや強い。房総・男鹿半島から九州,朝鮮半島,中国大陸,東南アジアに分布。開放的な湾や外洋砂浜の低潮帯から潮下帯の砂底・砂泥底に生息する。分子生物学的研究により中国のアリソガイは揚子江以北の集団と以南の集団に分けられることが示唆されている(Kong, 2009)。我が国のアリソガイについても分子生物学的検討が必要である。 |
生息環境 |
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