シマヘナタリ
学名:Cerithidea tonkiniana Mabille, 1887Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 県内では,周防灘・響灘・玄界灘・有明海沿岸の河口域に分布する。周防灘には比較的豊富に生息する。響灘・玄界灘では4か所で確認されているが,個体群規模は小さく絶滅が危惧される。有明海沿岸では著しく減少し,大牟田市の塩性湿地など分布は局限されている。矢部川の生息地は河川改修で大きく失われた。全体として生息地は局限されており,生息環境である高潮位付近の干潟環境は人為的影響を受けやすいため,絶滅が危惧される。 |
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危機要因 | 河川開発 海岸開発 湿地開発 水質汚濁 産地局限 |
分布情報 |
北九州市小倉南区,大牟田市,柳川市,行橋市,宗像市,糸島市,芦屋町,築上町
MAP |
種の概要 | 国内では,瀬戸内海西部・九州北部・有明海・八代海沿岸に分布し,八代海北部の個体群が最も大きく安定している。有明海では,全体的に危機的な生息状況にある。ヨシ原のやや高潮位に生息する。 |
生息環境 |
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