イチョウシラトリ
学名:Serratina diaphana (Deshayes, 1855 )Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 県内では現在,曽根干潟と今津干潟,加布里湾で生息が確認されている。有明海では,沖端川河口沖で2001年に合弁死殻2個体が採集されている(福田,2003)。有明海では柳川市や大牟田市の干潟で生体が確認できていたが,2019年以降は見られなくなった。周防灘・博多湾・有明海の全てで,生息地が減少し,個体群・個体数が少なくなっていると考えられる。柳川市の干拓地では,掘削工事の土砂の中から死殻が高頻度に出現することから,かつては有明海沿岸に多数生息していたと思われる。 |
---|---|
危機要因 | 海岸開発 水質汚濁 産地局限 その他 |
分布情報 |
北九州市小倉南区,福岡市西区,大牟田市,柳川市,糸島市
MAP |
種の概要 | 本州~九州,朝鮮半島,中国大陸に分布。内湾・河口干潟の中潮帯泥底に生息する。Serratina capsoides (Lamarck, 1818) ヌノメイチョウシラトリとは別種であることが明らかになっている(Ujino & Matsukuma, 2013)。 |
生息環境 |
|