ヒシガイ
学名:Fragum scruposum (Deshayes, 1855)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
| 選定理由 | 県内では,玄界灘・響灘の数か所から記録があるが,福間海岸では2000年以前に絶滅した可能性がある。近年も福間や三苫海岸で死殻がみられるが,生息しているか不明である。志摩船越では古い殻しかみられない。本種もほかのオオヒシガイ属と同様に外套膜に褐虫藻を共生させている可能性が高く,水質汚濁による海水の透明度低下やコアマモ場の消失などが,消滅要因になっていると考えられる。  | 
					
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| 危機要因 | 海岸開発 水質汚濁 産地局限 | 
| 分布情報 | 
																						 北九州市若松区,福岡市東区,福津市,糸島市 
																																					MAP  | 
					
| 種の概要 | 殻長10mm,方形,厚質,黄白色,疣状突起を持つ放射肋が20本前後ある。房総から九州,奄美大島,台湾,中国大陸からタイに分布。外洋水の影響のある湾の低潮帯から水深10mの砂底・粗砂底に生息する。   | 
					
| 生息環境 | 
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