ウチワゴカイ
学名:Nectoneanthes uchiwa Sato,2013Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 本種は県内では有明海(大牟田市,柳川市,みやま市)で確認されている。周防灘の既産地(北九州市,行橋市,築上郡)では近年確認されていない。よって,絶滅危惧II類と判断した。本種は河川汽水域の泥質潮間帯に穴居するが,このような環境は河川改修や護岸工事などによって劣化・消失しやすい。よって,個体群が縮小する危険性が高い。今後,周防灘の個体群の状況が詳細に評価されることで,さらにランクが上がる可能性がある。 |
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危機要因 | 河川開発 海岸開発 湿地開発 水質汚濁 |
分布情報 |
北九州市(近年では未確認),大牟田市,柳川市,行橋市(近年では未確認),みやま市,築上郡(近年では未確認)
MAP |
種の概要 | 内湾の泥質干潟に穴居する。有明海では,4~5月の大潮の夜間満潮位時直後に,生殖変態した成熟個体の生殖群泳が観察されている。成熟個体の体中部の疣足では,通常剛毛が生殖剛毛に置き換わる。体長26cm。 |
特記事項 | 本種は周防灘で近年未確認であること,2011年に行政の調査によって博多湾(福岡市)で記録があるものの標本を確認できていないことから,詳細な生息状況を把握するための調査が望まれる。 |
生息環境 |
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