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種の解説

クビアカハナカミキリ

学名:Gaurotes atripennis Matsushita, 1933

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改訂版RDB2024概説

クビアカハナカミキリの写真

撮影:城戸克弥

分類群 昆虫類
目名 コウチュウ目
科名 カミキリムシ科
RDB2024カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
RDB2011カテゴリー
環境省カテゴリー
選定理由
山地のアカマツ林に生息することが知られている。幼虫も枯れたアカマツなどで育つ。県内からは1970年代以前に八女市・宮若市,宝満山,若杉山から記録されていた。以前は各地にみられた県内のアカマツ林は,植物の遷移進行や植林地の拡大で,ほとんどみられなくなってきた。そのため,本種の生息域は著しく減少していると考えられ,新たに加えた。
危機要因 森林伐採 遷移進行 その他
分布情報
うきは市

MAP
種の概要
体長7~10mm内外。黒色で,前胸背板は赤褐色,上翅は青藍色の金属光沢がある美しい種である。成虫は主に春期に現れ,アカマツやカエデの花にみられる。また,アカマツの伐採木や枯れ木に飛来し,産卵する。
生息環境
  • 低地森林
補足情報
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