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種の解説

キイロサナエ

学名:Asiagomphus pryeri (Selys, 1883)

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改訂版RDB2024概説

キイロサナエの写真

撮影:西本晋也

分類群 昆虫類
目名 トンボ目
科名 サナエトンボ科
RDB2024カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
環境省カテゴリー 準絶滅危惧
選定理由
河川改修工事による河床変化,水質汚濁などにより生息環境が悪化している。前回評価時から生息状況は改善しておらず,引き続き同ランクとした。那珂川(那珂川市)には多産したが,河川改修工事により個体数が激減し,現在は支川で少数が確認されるのみ。平野部の河川中流域に生息するため,人為的な環境改変の影響が強いものと考えられる。水質悪化の防止および成虫の産卵や幼虫の生息環境となる砂泥底の維持が重要である。
危機要因 河川開発 水路改修 水質汚濁
分布情報
北九州市小倉北区,北九州市小倉南区,北九州市八幡東区,北九州市八幡西区,福岡市東区,福岡市西区,福岡市早良区,久留米市,飯塚市,柳川市,八女市,中間市,筑紫野市,うきは市,嘉麻市,朝倉市,みやま市,糸島市,那珂川市,東峰村,香春町,添田町,福智町,上毛町,遠賀川(芦屋町,水巻町),金辺川(田川市,福智町),小石原ダム周辺

MAP
種の概要
北九州地方,筑豊地方,福岡地方,筑後地方で記録されている。平地から丘陵地の緩やかな河川中流域に生息し,小規模な河川でも河床などの環境条件が良ければ生息している。同属のヤマサナエより砂泥質の多い環境を好む。ヤマサナエとの混生地では本種は下流寄りでみられる。幼虫は砂泥に潜って生活している。
特記事項
県内初記録は皿倉山の記録と思われる(上田,1956)。幼虫は県内に広く生息するヤマサナエとよく似ており,幼虫の同定(中齢幼虫以前)には注意が必要。県内の底生動物調査には誤同定と思われる記録が多い。
生息環境
  • 河川
補足情報
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