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種の解説

ナゴヤサナエ

学名:Stylurus nagoyanus (Asahina, 1951)

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改訂版RDB2024概説

ナゴヤサナエの写真

撮影:西本晋也

分類群 昆虫類
目名 トンボ目
科名 サナエトンボ科
RDB2024カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
選定理由
河川改修工事による河床変化,水質汚濁などにより生息環境が悪化している。前回改訂時から生息状況は改善しておらず,引き続き同ランクとした。遠賀川,筑後川などの大河流域で確認されている。筑後川流域では近年も確認されている。平野部の河川下から中流域に生息するため,人為的な環境改変の影響が強いものと考えられる。水質悪化の防止,幼虫の生息環境(砂泥底)の維持および交尾・産卵に利用する周辺の河畔林などを含めた保全が必要である。
危機要因 河川開発 水質汚濁 植生変化 産地局限
分布情報
大牟田市,久留米市,飯塚市,小郡市,うきは市,朝倉市,みやま市,大刀洗町

MAP
種の概要
筑豊地方,筑後地方で記録されている。平地から丘陵地の大河の中流から下流域に生息する。筑後川では下流域で羽化が確認され,中流域で成虫が確認されるが個体数は少ない。成虫が確認される中流域ではヤナギなどの河畔林がみられ,交尾や卵塊形成時にはこれらの樹林を利用している。未成熟成虫は水域からやや離れた丘陵地などに移動し過ごす。幼虫は粘土質に近い砂泥底の深めの場所に潜って生活しており,採集が難しい。筑後川では宮の陣~筑後大堰の区間で羽化殻が多く確認される。
特記事項
"1970年以前の記録:田川市,福智町 県内初記録は久留米市の記録と思われる(宮本,1955)。福岡市でも記録があるが詳細不明(福岡市環境局,2003)。遠賀川での近年の幼虫採集情報もあるが詳細不明。"
生息環境
  • 低地森林
  • 河川
補足情報
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