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種の解説

ヒメキイロヨトウ

学名:Anapamea incerta (Staudinger, 1892)

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改訂版RDB2024概説

ヒメキイロヨトウの写真

撮影:屋宜禎央

分類群 昆虫類
目名 チョウ目
科名 ヤガ科
RDB2024カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
環境省カテゴリー
選定理由
全国的に局所分布で産地が限られている希少な種である。九州では,県内3地点と長崎県対馬のみから知られている。県内では1960年代に皿倉山,1980年代に田川市岩屋からの記録があるが,その後,記録が途絶えた。2009年に北九州市小倉南区平尾台で確認され,2014年には添田町英彦山で採集された。採集地点から考えると草原環境に生息すると考えられ,林縁の下層植生や草原環境の悪化による絶滅が懸念される。
危機要因 草地開発 植生変化 産地局限
分布情報
北九州市小倉南区,北九州市八幡東区,田川市,大野城市,添田町

MAP
種の概要
成虫は年1化で,6~7月に出現する。幼虫の食餌植物は不明。
生息環境
  • 草原
補足情報
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