クビボソコガシラミズムシ
学名:Haliplus japonicus Sharp, 1873Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 2000年代前半までは久留米市,筑紫野市,宗像市,福津市,うきは市,宮若市,朝倉市などから採集例があったが,近年確認されているのは宗像市と福津市の数か所のみである。比較的水質が良好なため池や河川に生息する種であるが,急速に減少しているものと判断される。今回ランクを上げて評価した。 |
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危機要因 | 湖沼開発 湿地開発 ため池改修 水質汚濁 農薬使用 管理放棄 |
分布情報 |
宗像市,福津市
MAP |
種の概要 | 体長約3.0mm。頭部は赤褐色で,前胸背と上翅は黄褐色。上翅には黒斑がある。植物が豊富な池沼や河川の淀みなどに生息し,水質が良好な環境を好む。生活史の詳細は不明だが,幼虫は春に出現しアオミドロ類を食べて成長する可能性が高い。成虫で越冬するものと思われる。 |
生息環境 |
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