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種の解説

クビボソコガシラミズムシ

学名:Haliplus japonicus Sharp, 1873

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改訂版RDB2024概説

クビボソコガシラミズムシの写真

撮影:中島 淳

分類群 昆虫類
目名 コウチュウ目
科名 コガシラミズムシ科
RDB2024カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
RDB2014カテゴリー 準絶滅危惧
環境省カテゴリー 情報不足
選定理由
2000年代前半までは久留米市,筑紫野市,宗像市,福津市,うきは市,宮若市,朝倉市などから採集例があったが,近年確認されているのは宗像市と福津市の数か所のみである。比較的水質が良好なため池や河川に生息する種であるが,急速に減少しているものと判断される。今回ランクを上げて評価した。
危機要因 湖沼開発 湿地開発 ため池改修 水質汚濁 農薬使用 管理放棄
分布情報
宗像市,福津市

MAP
種の概要
体長約3.0mm。頭部は赤褐色で,前胸背と上翅は黄褐色。上翅には黒斑がある。植物が豊富な池沼や河川の淀みなどに生息し,水質が良好な環境を好む。生活史の詳細は不明だが,幼虫は春に出現しアオミドロ類を食べて成長する可能性が高い。成虫で越冬するものと思われる。
生息環境
  • 河川
  • 湿原・池
補足情報
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