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種の解説

キタミズカメムシ

学名:Mesovelia egorovi Kanyukova, 1981

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改訂版RDB2024概説

キタミズカメムシの写真

撮影:中島 淳

分類群 昆虫類
目名 カメムシ目
科名 ミズカメムシ科
RDB2024カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
RDB2011カテゴリー
環境省カテゴリー
選定理由
九州からは2021年に初めて福岡県と大分県から記録された。県内では現在,3か所の生息情報があるが,塩性湿地に生息する種であることから,適した環境の多くはすでに失われていると考えられる。今回は絶滅危惧IB類として新たに評価を行った。
危機要因 海岸開発 湿地開発 水質汚濁
分布情報
福岡市東区,福津市,築上町

MAP
種の概要
体長2.5~3.7mm。雄はやや小さい。背面は暗褐色で光沢がある。海岸に隣接した塩分を含む止水域に生息し,ヨシなどの抽水植物群落周辺の水面上で生活する。水面に落ちた小昆虫などを捕食する。生活史の詳細は不明。
生息環境
  • 湿原・池
補足情報
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