イトアメンボ
学名:Hydrometra albolineata (Scott, 1874)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 県内では1950年代に筑後地域で採集された標本があり,2000年代に日本海側の数か所のため池に生息していることが発見された。しかし,現在はこのうち1か所でしか確認されていない。産地での個体数は少なくないが,小規模なため池であることから,突発的な干出や水質悪化で絶滅する可能性があり,極めて危機的な状況である。今回ランクを上げて評価した。 |
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危機要因 | 湖沼開発 湿地開発 ため池改修 水質汚濁 農薬使用 管理放棄 |
分布情報 |
糸島市
MAP |
種の概要 | 体長約13mm。背面は黒灰色で,体と脚は極めて細長い。水質が良好で水生植物が豊富な止水域に生息する。繁殖期は主に初夏で,水面に浮いた植物片などに産卵する。冬までに成虫となり越冬する。水面上で生活し,水面に落ちた昆虫類を捕食する。 |
生息環境 |
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