ハッチョウトンボ
学名:Nannophya pygmaea Rambur, 1842Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 分布がごく狭い範囲に限定されている。生息環境の悪化により絶滅する可能性が高く,危機的状況が継続している。平尾台広谷湿原では1990年(新海, 1990)以降,確実な記録がないため,2023年に許可を得て湿地内を調査したが未確認である。現在,県内の生息地は福岡市早良区のごく一部のみと思われる。湿地や休耕田に生息することから,湿地の埋立てや乾燥化,植生変化は本種の生息に大きな影響を与えると考えられる。現産地の湿地環境の現状保全が必要である。 |
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危機要因 | 湿地開発 ため池改修 管理放棄 遷移進行 植生変化 産地局限 |
分布情報 |
北九州市小倉南区,福岡市早良区,小郡市,嘉麻市
MAP |
種の概要 | 北九州地方,筑豊地方,福岡地方,筑後地方で記録されている。世界で最も小さいトンボのひとつ。平地から低山地のごく浅い湿地や休耕田に生息する。植生の遷移が進むとすぐに姿を消す。幼虫は水底の泥の中で生活している。福岡市早良区の産地では僅かではあるが,周辺の好適環境への分布拡大を確認している。過去の記録地の再三の調査でも再確認ができていない。既知産地(嘉麻市益富山)の調査を行ったが,再確認ができなかった報告もある(安永, 2022)。 |
特記事項 | "1970年以前の記録:福岡市城南区,大牟田市,飯塚市,田川市,うきは市,みやこ町,豊前地方(詳細地不明)
県内初記録は嘉穂郡飯塚町(現飯塚市)の記録と思われる(矢野, 1902)。" |
生息環境 |
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