グンバイトンボ
学名:Platycnemis sasakii Asahina, 1949Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 分布がごく狭い範囲に限定されている。生息環境の悪化により絶滅する可能性が高く,危機的状況が継続している。県内産地はうきは市の一部のみであったが,最近,八女市でも確認された(近藤, 2023)。うきは市の産地は2017年九州北部豪雨以降,個体数の減少が著しい。平野部の河川中流域に生息するため,人為的な環境改変の影響が強いものと考えられる。水質悪化の防止および成虫の産卵や幼虫の生息環境となる岸辺の植生保全が必要である。 |
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危機要因 | 河川開発 水路改修 水質汚濁 植生変化 自然災害 産地局限 |
分布情報 |
八女市,うきは市
MAP |
種の概要 | 生息地の詳細については,八女市,うきは市とも現在まで非公表としている。ほかに雷山川(糸島高校 生物部, 1958),福岡(日浦, 1977),二丈町(井上, 2005)などに本種の記録があるが,これらにはデータがなく詳細が不明。平地から丘陵地の抽水植物が豊富で,水質が良好な河川中流域や湧水池に生息する。成虫は未成熟期間は河畔の草地で過ごす。沈水植物などの組織内に産卵し,幼虫は岸辺の抽水植物などにつかまって生活している。 |
特記事項 | 県内初記録はうきは市の記録となる(青木, 2009)。山国川(福岡県側)での近年の成虫採集情報もあるが詳細は不明。大分県には産地が多いことから,山国川水系付近では今後,新産地が発見される可能性がある。 |
生息環境 |
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