ゼゼラ(在来系統)
学名:Biwia zezera (Ishikawa, 1895)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 近年の研究により県内では琵琶湖産ゼゼラによる遺伝的攪乱が深刻であることが明らかとなっている。また,生息場所である水路や河川の改修なども減少要因となっている。両者を加味したとき,その減少率は30%を超えると判断される。 |
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危機要因 | 河川開発 水路改修 異種交雑 |
分布情報 |
福岡市博多区,福岡市南区,福岡市早良区,久留米市,直方市,柳川市,筑後市,行橋市,中間市,小郡市,宮若市,朝倉市,みやま市,那珂川市,遠賀町,大刀洗町,大木町
MAP |
種の概要 | 今川,遠賀川,那珂川,筑後川,矢部川の各水系での採集記録があるが,在来・外来の詳細な分布は明らかとなっていない。河川中下流域やそれに連なる水路の植物が豊富な砂泥底に生息する。採集された場合,在来純系集団であるか,遺伝子レベルでの確認が必須である。 |
特記事項 | DNA分析情報:堀川ほか(2007) 魚類学雑誌 62: 29-34. |
生息環境 |
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