ムナグロ
学名:Pluvialis fulva (Gmelin, 1789)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 主に旅鳥として県内各地の農耕地や埋立地に渡来する。水田や畑地,草刈り跡などを好み,シギ・チドリ類の飛来の多い場所では毎年春秋に小群がみられるほか,他のシギ・チドリ類に比べると比較的多くの場所に出現する。飛来数は減少しており,ほかの渡り性のシギ・チドリ類同様,減少率は高い。春は二毛作増加のため飛来期に生息適地となる水田が減少している。ハス田の減少や減反政策廃止に伴う休耕田の減少も要因の一つである。 |
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危機要因 | 気候変動 その他 |
分布情報 |
北九州市若松区,北九州市小倉北区,北九州市小倉南区,北九州市八幡西区,福岡市東区,福岡市西区,大牟田市,久留米市,飯塚市,柳川市,中間市,小郡市,宗像市,福津市,宮若市,嘉麻市,朝倉市,糸島市,岡垣町,遠賀町,鞍手町,大刀洗町,吉富町,築上町
MAP |
種の概要 | 全長24cm。上面は明るい褐色,嘴は黒。夏羽では,顔から胸,腹部が黒色になる。額から頸側,胸側,脇にかけて白い。ユーラシア・北アメリカ北部のツンドラで繁殖し,ヨーロッパ,アフリカからインド,東南アジア,オセアニアの海岸で越冬(樋口ら,1996)。日本では旅鳥であるが,一部は越冬する。水田,河原,砂浜,牧草地などでみられる。昆虫類,甲殻類,貝類,ミミズやゴカイ類などの動物食であるが,草の種子も食べる(中村・中村,1995b)。 |
特記事項 | カテゴリー判定基準:A2,D |
生息環境 |
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