ジュウイチ
学名:Hierococcyx hyperythrus (Gould, 1856)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 県内全域の標高500m以上の山地に夏鳥として飛来する。県内で繁殖するカッコウ科4種の中では最も生息密度が低く,県内の生息つがい数は200つがい未満と考えられる。県内の山地に広く分布する托卵相手のオオルリよりも,ジュウイチの分布は狭い。もう1種の托卵相手のコルリは2020年現在,絶滅状態となっている。高標高の落葉広葉樹林を好む傾向にあり,遷移進行による照葉樹林化により生息適地が減少する懸念がある。 |
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危機要因 | 森林伐採 気候変動 遷移進行 |
分布情報 |
北九州市小倉北区,北九州市小倉南区,福岡市早良区,飯塚市,八女市,豊前市,筑紫野市,宗像市,太宰府市,福津市,嘉麻市,糸島市,宇美町,新宮町,東峰村,添田町,福智町,みやこ町,築上町
MAP |
種の概要 | 全長約32cm。体の上面は灰黒色,下面は淡い赤褐色。後頸部に白斑がある。インド北部から中国東北部,ウスリー地方,東南アジアなどに分布する(樋口ら,1997)。日本には夏鳥として渡来し,九州以北で繁殖する(中村・中村,1995a)。山地の落葉広葉樹林,針広混交林にすむ。昆虫を主食とし,樹上で鱗翅類の幼虫を好んで食べる(中村・中村,1995a)。「ジュウイチー,ジュウイチー」と大きな声で鳴く。自分では巣を作らずに,コルリやオオルリの巣に托卵する(樋口ら,1997)。 |
特記事項 | カテゴリー判定基準:C2,D |
生息環境 |
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