オサシダ
学名:Spicantopsis amabilis (Makino) NakaiMyしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
| 選定理由 | 八女市,豊前市,添田町,築上町に計6か所の標本産地がある。今回の調査では,各標本産地の10か所以上で計約900株の現存を確認した。本種は主にブナ帯域の火山岩の岩壁に着生しており,シカ食害などの影響を受けず個体群が維持されているようである。現状,自生地の数と個体数がともに多く,顕著な絶滅リスクは確認されておらず,生育状況も良好であるため,カテゴリーを見直した。  | 
					
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| 危機要因 | 森林伐採 | 
| 分布情報 | 
																						 八女市,豊前市,添田町,築上町 
																																					MAP  | 
					
| 種の概要 | 本県では山地の岩壁に着生する常緑性のシダ植物。根茎は短く匍匐するか斜上し,葉を叢生する。葉には二形があり,胞子葉は栄養葉に比べて葉柄がより長く,側羽片の幅が狭い。県内に普遍的に分布するシシガシラに類似するが,オサシダは栄養葉の側羽片中肋が表面でほとんど凹まず不明瞭である点で識別できる。国内では,本州(鳥取県以東),四国(高知県),九州に分布する。  | 
					
| 生息環境 | 
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