ナンカイヌリトラノオ
学名:Asplenium serratipinnae T.Fujiw. et WatanoMyしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
| 選定理由 | 県内では今回の調査で初めて認識され,那珂川市,久留米市,八女市の計5か所で約100株の現存を確認した(金光,2023a)。自生地はいずれもスギ・ヒノキ植林内であり,渓流沿いの岩上などに生育する。ヌリトラノオに比べると稀な種であり,現存産地・個体数ともに限られるため今回は絶滅危惧種として評価したが,県南部域では相次いで発見されており,ほかの場所でも発見される可能性が高い。  | 
					
|---|---|
| 危機要因 | 森林伐採 | 
| 分布情報 | 
																						 久留米市,八女市,那珂川市 
																																					MAP  | 
					
| 種の概要 | 2020年に記載された異質4倍体種で,2倍体のカミガモシダと2倍体型のヌリトラノオとの雑種起源種であり,両親種の中間的特徴を有している(Fujiwara et al.,2020)。国内では南部地域を中心に分布している。根茎は直立し,葉柄は黒紫色で光沢がある。側羽片は基部上側に耳片が発達し,辺縁は深く切れ込む。葉の先端には無性芽を形成する。  | 
					
| 生息環境 | 
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