コケシノブ
学名:Hymenophyllum wrightii BoschMyしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
| 選定理由 | 添田町の2か所に標本産地があり,1975年以降は確認されていなかったが(RDB2001),2018年に糸島市で新たな自生地が発見された(金光,2019)。今回の調査では,添田町と豊前市の4か所でも新たな自生地が発見され,合計の生育面積は約48m2である。ブナ帯域のみに生育しており,ヒメコケシノブよりはやや暗い環境で確認される場合が多い。個体群の規模が大きく,同質的環境で新たな自生地が発見される可能性も高いため,カテゴリーを見直した。  | 
					
|---|---|
| 危機要因 | 気候変動 植生変化 | 
| 分布情報 | 
																						 豊前市,糸島市,添田町 
																																					MAP  | 
					
| 種の概要 | 樹幹や岩上に着生する常緑性のシダ植物。根茎は不規則に分枝しながら長く匍匐する。葉身は大きさによるが1回羽状複生~3回羽状深裂程度。葉は暗緑色~緑色。包膜は二弁状で唇部は全縁である。ホソバコケシノブやヒメコケシノブなどの近縁種とは,中軸に対する側羽片の角度が狭い点で識別できる。国内では,北海道~九州に分布する。  | 
					
| 生息環境 | 
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