オオバシナミズニラ
学名:Isoetes coreana Y.H.Chung et H.K.ChoiMyしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
| 選定理由 | 北九州市小倉南区,行橋市に記録があり,今回の調査では築上町,赤村,上毛町,豊前市において合計600株以上の生育が確認されている。県内西部地域にごく稀に分布するシナミズニラに対し,オオバシナミズニラは自生地・個体数ともに比較的多いため,カテゴリーを見直した。ただし,生育環境はため池や山間の湿地であり,開発や改修による自生地の消失,管理放棄による植生遷移に伴う衰退が懸念される。  | 
					
|---|---|
| 危機要因 | 湿地開発 ため池改修 管理放棄 遷移進行 | 
| 分布情報 | 
																						 豊前市,赤村,上毛町,築上町 
																																					MAP  | 
					
| 種の概要 | 山地の湧水性の止水域や緩流域において,抽水状態から沈水状態で生育する夏緑性のシダ植物。従来シナミズニラとされた種は,4倍体種がシナミズニラ,6倍体種がオオバシナミズニラに分類された。一般的に,両種は孔辺細胞や小胞子の長さなどによって区別することができるとされるが(Takamiya et al.,1997),本県には中間的で識別が困難な個体群も存在する。国内では,本州,四国,九州に分布する。  | 
					
| 生息環境 | 
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