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種の解説

クマイワヘゴ

学名:Dryopteris anthracinisquama Miyam.

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改訂版RDB2024概説

クマイワヘゴの写真

撮影:金光浩伸

分類群 シダ植物
科名 オシダ科
RDB2024カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
RDB2011カテゴリー
環境省カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
選定理由
築上町に県内唯一の自生地が存在し,渓流沿いの湿潤な岩壁に54株が現存する。1988年に発見され,2002年に約10株が確認されていたが,その後の土砂災害などの影響により消失したとされていた。現存する自生地は過去の生育地に近く,2018年に発見された場所である(金光,2020a)。本県のほかに熊本県と宮崎県に分布するが,熊本県では1株のみ現存,宮崎県では近年確認されておらず,本県の自生地は全国的にも貴重である。
危機要因 森林伐採 産地局限
分布情報
築上町

MAP
種の概要
山地の林床や岩場に生育する常緑性のシダ植物。根茎は直立し,突起の目立つ黒色の鱗片を密につける。イワヘゴやツツイイワヘゴに類似するが,イワヘゴに比べると側羽片はより幅広くて葉質が硬く,ツツイイワヘゴに比べると葉脈はあまり凹まずソーラスも中間生なので識別は容易である。本種は3倍体無融合生殖種であり,遺伝的にもイワヘゴとツツイイワヘゴに近縁であるが,異なる遺伝子を有することがわかっている。
生息環境
  • 山地森林
補足情報
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