クマイワヘゴ
学名:Dryopteris anthracinisquama Miyam.Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 築上町に県内唯一の自生地が存在し,渓流沿いの湿潤な岩壁に54株が現存する。1988年に発見され,2002年に約10株が確認されていたが,その後の土砂災害などの影響により消失したとされていた。現存する自生地は過去の生育地に近く,2018年に発見された場所である(金光,2020a)。本県のほかに熊本県と宮崎県に分布するが,熊本県では1株のみ現存,宮崎県では近年確認されておらず,本県の自生地は全国的にも貴重である。 |
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危機要因 | 森林伐採 産地局限 |
分布情報 |
築上町
MAP |
種の概要 | 山地の林床や岩場に生育する常緑性のシダ植物。根茎は直立し,突起の目立つ黒色の鱗片を密につける。イワヘゴやツツイイワヘゴに類似するが,イワヘゴに比べると側羽片はより幅広くて葉質が硬く,ツツイイワヘゴに比べると葉脈はあまり凹まずソーラスも中間生なので識別は容易である。本種は3倍体無融合生殖種であり,遺伝的にもイワヘゴとツツイイワヘゴに近縁であるが,異なる遺伝子を有することがわかっている。 |
生息環境 |
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