ホソバナライシダ
学名:Arachniodes borealis Seriz.Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
| 選定理由 | RDB2001では前原市(現糸島市)に県内唯一の標本産地があるが,1971年の標本記録以降には確認されていないとしている。自生地の周辺が豪雨災害により通行止めとなっていたため今回は調査できていないが,RDB2011の調査で確認されておらず,2018年に自生地の周辺を調査した時にも再発見することができなかった。標本産地周辺にナンゴクナライシダは多数生育していたことから,どこかに残存している可能性はある。  | 
					
|---|---|
| 危機要因 | 森林伐採 産地局限 | 
| 分布情報 | 
																						 *糸島市 
																																					MAP  | 
					
| 種の概要 | 山地の林床に生育する夏緑性のシダ植物。根茎はやや長く匍匐する。本県に分布する近縁種ナンゴクナライシダとヒロハナライシダに類似するが,本種は中軸や羽軸の向軸側がほぼ無毛である点,小羽片や裂片が鋭頭である点,包膜の辺縁がほぼ無毛である点などで識別できる。九州北部は本種の国内分布の南限域である。  | 
					
| 生息環境 | 
							 | 
					

						


				
			


						





