スギラン
学名:Phlegmariurus cryptomerinus (Maxim.) SatouMyしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
| 選定理由 | 八女市の2か所に標本産地があり,添田町(1975年に採集)と豊前市にも記録があった。RDB2001ではこの4か所のうち,2か所については森林伐採によって既に消滅したとしている。今回の調査では,添田町の3か所に現存することを確認したが,いずれの自生地でも個体数はごく僅かであり,合計10個体未満である。本県ではもともと自生地も個体数も少ない植物である。  | 
					
|---|---|
| 危機要因 | 森林伐採 園芸採取 産地局限 | 
| 分布情報 | 
																						 添田町 
																																					MAP  | 
					
| 種の概要 | 樹上や岩上に着生する常緑性のシダ植物。まばらに二叉分枝して複数の斜上する茎を分ける。配偶体は菌従属栄養性で葉緑体を持たない。外観がコスギラン属Huperziaに分類されるヒメスギランやトウゲシバに類似するが,本種はヨウラクヒバ属Phlegmariurusに分類される。国内では,北海道~九州に分布する。  | 
					
| 生息環境 | 
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