種の解説｜福岡県レッドデータブック

ヒメシオン

学名：Aster fastigiatus Fisch.

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撮影：山根　明

選定理由	福岡県植物目録（1952）では，山地丘陵地の湿地や草原にやや稀に生育する植物として記録されている。今回の調査では北九州市小倉南区と田川市の2か所で約120株の生育を確認した。本種は，現存株数が少なく，遷移進行や河川開発などによる生育環境の変化で，生育株数の継続的な減少が推定される。
危機要因	河川開発管理放棄遷移進行外来種侵入
分布情報	北九州市小倉南区，田川市 MAP
種の概要	湿草原や小川の縁などに生える多年草。茎は直立し，高さ30～100cm。葉は線状披針形～披針形，縁にまばらに鋸歯がある。葉裏は緑白色で微細な短毛と腺点がある。頭花は7～9mmで小さい。花期は8～10月。
特記事項	"植物04 RDB 2024/12/18 11:46 削除"
生息環境