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種の解説

ミズタカモジ

学名:Elymus humidus (Ohwi et Sakam.) A.Löve

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改訂版RDB2024概説

ミズタカモジの写真

撮影:中村康則

分類群 種子植物
科名 イネ科
RDB2024カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
RDB2011カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
選定理由
福岡市西区で1か所確認している。ここでは水田の水路脇に小面積群生しているが,水路改修の計画があり,将来的には消滅するおそれがある。ほかからの情報はないが,カモジグサとして見逃している中に本種が含まれている可能性がある。なお,阪本(1984)には1955年頃は西鉄大牟田線高宮~大橋間の土手に大量に見られたと記されており,生育環境やその後の消長などから中国原産の帰化植物ではないかという説もある。
危機要因 水路改修 管理放棄
分布情報
福岡市西区

MAP
種の概要
水田の溝や休耕田に生える多年草。カモジグサに似ているが,穂の軸が太く,直立し,成熟時に下垂しないとされているが,標本では区別しにくいという。
生息環境
  • 水田・水路
補足情報

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