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種の解説

クサスギカズラ

学名:Asparagus cochinchinensis (Lour.) Merr.

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改訂版RDB2024概説

クサスギカズラの写真

撮影:金光浩伸

分類群 種子植物
科名 ユリ科
RDB2024カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
RDB2011カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
環境省カテゴリー
選定理由
福岡地域と北九州地域の沿海地の数地点で約50株の現存を確認した。海岸沿いのクロマツ林やその周辺の林縁,路傍などに生育する。標本情報によると,県内では島嶼部にも分布していると考えられるが,今回の調査結果から産地あたりの個体数は少ないことが想定される。海岸の開発や植生の遷移進行により減少することが懸念される。
危機要因 海岸開発 土地造成
分布情報
福岡市西区,宗像市,岡垣町

MAP
種の概要
海岸近くに生育する多年草。根は紡錘状に膨れる。茎は1~2mほど,上部はほかのものにやや巻き付く。太い枝の葉は3~5mmの刺状になる。葉状枝は葉腋に2~3個束生し,線形で3稜があり,ゆるく湾曲し,長さ4cmほど(最大7cm)。雌雄異株。5~6月に開花し,葉腋に2~3個花をつける。花柄は2~5mm(果期に7mmほど),中央部付近に関節がある。果実は汚白色に熟す。国内では本州~琉球に分布する。
特記事項
オオバスギカズラに類似し,果実がない状態では誤認する可能性がある。オオバスギカズラは,本県で確認しているものでは葉状枝の長さ2~3.5cm,果柄は1.9~2.5mm,関節は頂部にあり,果実は赤く熟す。本県ではオオバスギカズラ自体も稀であるが,分類が整理されていないため今回はカテゴリー評価の対象外としている。
生息環境
  • 海岸
補足情報

20112014版データを見る

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