キヨスミウツボ
学名:Phacellanthus tubiflorus Siebold et Zucc.Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 広葉樹林の林床斜面に生育する植物である。今回の調査では北九州市八幡西区(2か所),福岡市南区,豊前市,久山町,添田町(6か所),みやこ町の計12か所で約100株の生育を確認した。現存株数が少なく,森林伐採や道路工事などによる生育環境の変化で,生育株数の継続的な減少が推定される。 |
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危機要因 | 森林伐採 道路工事 園芸採取 |
分布情報 |
北九州市八幡西区,福岡市南区,豊前市,久山町,添田町,みやこ町
MAP |
種の概要 | 山地の木陰に生え,カシ類,アジサイ類などの木の根に寄生する。苞葉に包まれた芽が地表面で開く。花も地表近くに密集してつき,ラッパ状で先が裂けた花冠が上へ伸びる。苞葉・花とも白色だが,褐変しやすい。花期は6~7月。和名は千葉県清澄山で採集され,花がウツボグサに似ていることによる。 |
特記事項 | 耶馬日田英彦山国定公園指定植物,北九州国定公園指定植物 |
生息環境 |
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