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種の解説

シソクサ

学名:Limnophila chinensis (Osbeck) Merr. subsp. aromatica (Lam.) T.Yamaz.

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改訂版RDB2024概説

シソクサの写真

撮影:岩﨑朝生

分類群 種子植物
科名 ゴマノハグサ科
RDB2024カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
RDB2011カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
環境省カテゴリー
選定理由
RDB2001では行橋市と椎田町(現築上町)の2か所に現存するとしているが,現状不明である。今回の調査で,糸島市と新宮町で生育が確認され,この2か所で個体数は100を超えている。ほかの場所にも生育している可能性がある。ため池の改修や管理放棄,水田の圃場整備・乾田化,除草剤の使用などが危機要因である。
危機要因 ため池改修 農薬使用 乾田化
分布情報
*行橋市,糸島市,新宮町,*築上町

MAP
種の概要
水田や湿地に生育する一年草。茎は直立してあまり分枝せず,高さ10~30cm。葉は対生,時に基部で3輪生し,長楕円形で,長さ10~25mm。9~10月,上部の葉腋から長さ5~20mmの花柄を伸ばし1花つける。花冠は白色,筒形で長さ8~11mm。葉内に油点が散在し,葉をもむとシソの香りがすることが和名の由来である。
生息環境
  • 湿原・池
  • 水田・水路
補足情報

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