ミズトラノオ
学名:Pogostemon yatabeanus (Makino) PressMyしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 今回の調査では,行橋市,宮若市,嘉麻市,川崎町,みやこ町の計7か所で340株以上の現存を確認した。休耕田,ため池,湿地に生育する。現存地点数が多いことから,選定基準に従いカテゴリーを見直した。ただし,ため池の廃止や管理放棄のほか,自生地によっては周辺の樹木による被陰の進行やシカ食害の影響によって減少する可能性がある。 |
---|---|
危機要因 | 湿地開発 シカ増加 管理放棄 遷移進行 |
分布情報 |
行橋市,宮若市,嘉麻市,川崎町,みやこ町
MAP |
種の概要 | 低湿地に生育する多年草。不安定な環境を好むために全国的に減少傾向が顕著とされる。地中を横走する地下茎があり,細長い匍匐枝を出して広がる。茎は高さ30~60cmになり,やわらかく,3~4個ずつ葉を輪生する。8~10月に茎頂に長さ2~8cm,径12~14mmの花穂を出し,淡紅色か白色の花を密につける。花糸は淡紅紫色で花冠よりも色が濃く,中部付近に毛を密生する。国内では,本州~九州に分布する。 |
生息環境 |
|