スズコウジュ
学名:Perillula reptans Maxim.Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 今回の調査では脊振山地の3か所で約1,180株の現存を確認した。主にスギ植林の林床に生育し,稀に常緑広葉樹林下でも確認されている。福岡県植物誌(1975)では香春岳と英彦山にも記録されているが,現状不明である。調査を継続することでほかの場所でも発見される可能性がある。現存個体数が多いことから,選定基準に従いカテゴリーを見直した。 |
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危機要因 | 森林伐採 園芸採取 |
分布情報 |
福岡市早良区,糸島市
MAP |
種の概要 | 山の木陰に生育する多年草。細い地下茎がある。茎は高さ6~40cm,長い軟毛があり,まばらに分枝して葉を対生する。葉柄は0.5~2cmほど。葉は薄く,卵形~菱状卵形,粗い鋸歯があり,表面には独特な艶があり,裏面には腺点がある。8~10月頃に2~10cmの花序に白色の花をまばらにつける。花はやや下向きにつき,花冠は5~6mm。国内では,本州~九州に分布する。 |
生息環境 |
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