コオロギラン
学名:Stigmatodactylus sikokianus Maxim. ex MakinoMyしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
| 選定理由 | 八女市のスギ植林に唯一の自生地があり1),今回の調査で8株の現存を確認した2)。本種はとても小さいため気付かれずに踏みつけられる可能性があるほか,自生地のスギ植林が伐期に達しており,今後伐採による影響を受ける可能性もある。同質的環境を精査することで,ほかの場所でも発見される可能性はある。  | 
					
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| 危機要因 | 森林伐採 園芸採取 踏みつけ 産地局限 | 
| 分布情報 | 
																						 八女市 MAP  | 
					
| 種の概要 | 暖温帯の常緑広葉樹林下またはスギ林下に生育する多年草。球茎は2~3mmで,高さ3~10cmの地上茎を出す。葉は茎の中央より上部に1個つき,卵形で長さ3~5mmほど。8~9月に淡緑色で僅かに紫色を帯びた花を2~3個ほど茎頂につける。国内では,本州(和歌山県・伊豆諸島),四国,九州に分布する。  | 
					
| 特記事項 | 1)2016年に本県で初めて確認され(発見者は矢加部和幸氏),2018年に大牟田市役所を通じて福岡県自然環境課に生育情報が提供された。 2)大牟田生物愛好会の中島健晴氏と白倉潤一郎氏による現地案内を受けた。  | 
					
| 生息環境 | 
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