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種の解説

クモイジガバチ

学名:Liparis truncata F.Maek. ex T.Hashim.

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改訂版RDB2024概説

クモイジガバチの写真

撮影:田中孝治

分類群 種子植物
科名 ラン科
RDB2024カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
RDB2011カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
環境省カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
選定理由
今回の調査では,添田町で約30株の開花個体を確認した。過去には,2010年に9株の開花個体と17株の未開花個体が確認されており,更に2011年には別地点で7株の開花個体が確認されていたが,2018年には全て消失していることが確認された。近隣木に着生するフガクスズムシソウとともに,繰り返し盗掘され,個体数が減少している。
危機要因 森林伐採 園芸採取 乱獲 産地局限
分布情報
添田町

MAP
種の概要
本州と九州の冷温帯に分布し,本県では林内の岩上や朽木上に生育する。ジガバチソウに比べて,唇弁が切形で先端が短くとがるほか,唇弁基部の隆起形が異なるとされる。本県における花期は6月頃とされ,5~10cmほどの花茎に数個の紫褐色の花をつける。
生息環境
  • 山地森林
補足情報
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