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種の解説

アワムヨウラン

学名:Lecanorchis purpurea Masamune

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改訂版RDB2024概説

分類群 種子植物
科名 ラン科
RDB2024カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
RDB2011カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
環境省カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
選定理由
RDB2001では,苅田町に唯一の標本産地があり,該当標本は1976年6月の花期に採集されて,本種の命名記載者が同定したもので,信頼性が高いとされる。今回の調査を含め,その後は確認されておらず,現状不明である。
危機要因 森林伐採 産地局限
分布情報
現状不明
種の概要
暖温帯~亜熱帯の常緑広葉樹林下に生育する菌従属栄養植物。地上茎は分枝し,茎の表面に短い突起が生じる。6~8月に開花し,萼片と側花弁は黄褐色,唇弁は3裂する。従来ムラサキムヨウランとされた実態が不詳の種は,2018年に末次ほか(Suetsugu et al.,2018a)の研究によってアワムヨウランと同一であることが明らかになり,学名は命名の優先権上L. purpureaとし,和名は広く使われているアワムヨウランとなった。
特記事項
"RDB2011種名:ムラサキムヨウラン,GreenList 2016学名:L. trachycaula Ohwi 玄海国定公園指定植物"
生息環境
  • 低地森林
補足情報

20112014版データを見る

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