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種の解説

コバノヒルムシロ

学名:Potamogeton cristatus Regel et Maack

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改訂版RDB2024概説

コバノヒルムシロの写真

撮影:金光浩伸

分類群 種子植物
科名 ヒルムシロ科
RDB2024カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
RDB2011カテゴリー
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
  • コバノヒルムシロの写真
  • コバノヒルムシロの写真
選定理由
福岡県植物目録(1952)では,ため池や溝にやや稀に生育する植物として記録されている。今回の調査では那珂川市,新宮町の2か所で生育を確認した。現存する生育地が小さく,湿地開発や水質汚濁などによる生育環境の変化で,生育地面積の継続的な減少が推定される。
危機要因 湿地開発 水質汚濁 管理放棄
分布情報
那珂川市,新宮町

MAP
種の概要
ため池などに生える浮葉性の多年草。浮葉の長さは4cm以下。沈水葉は5cm以下,幅約1mmで線形。花期は5~6月。ホソバミズヒキモに似るが,果実の背稜にニワトリのとさか状の顕著な突起があること,花・果実は間隔を空けずに密につく傾向があることが特徴である。
生息環境
  • 湿原・池
  • 水田・水路
補足情報
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