オナモミ
学名:Xanthium strumarium L. subsp. sibiricum (Patrin ex Widder) GreuterMyしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 既知の産地は宗像市大島のみである。2015~2020年には放牧地の数箇所にあり群生も見られたが,一年草のためもあって場所や個体数は年によって変動していた。2016年に牛の放牧が廃業して以降は管理様態と植生が変化し,今回の調査では柵で囲われ馬が放たれる低草地の区画の隅で数個体のみ見出された。個体数が少ないうえ,隣接して外来オナモミ類が数十個体群生しており,競争排除や繁殖干渉,交雑が危惧される。 |
---|---|
危機要因 | 管理放棄 遷移進行 外来種侵入 その他 |
分布情報 |
宗像市
MAP |
種の概要 | 古い時代の外来ともいわれる高茎の一年草。葉柄は長く葉身は3または5裂で粗い鋸歯がある。花は風媒で,雄性の頭花と雌性の頭花に分かれる。果実の表面には短毛が密生し,とげは外来オナモミ類と比べて短い。 |
生息環境 |
|