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種の解説

モリアザミ

学名:Cirsium dipsacolepis (Maxim.) Matsum. var. dipsacolepis

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改訂版RDB2024概説

モリアザミの写真

撮影:田中孝治

分類群 種子植物
科名 キク科
RDB2024カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
RDB2011カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
環境省カテゴリー
選定理由
福岡県植物誌(1975)には戸上山,平尾台,福智山が産地として記載されている。このうち,戸上山と福智山では消滅した可能性が高いが,平尾台では現存する可能性がある。今回の調査において新たに大島(宗像市)で生育を確認したが,開花個体数10未満であり,県内における総個体数も50未満と推定される。
危機要因 遷移進行 産地局限
分布情報
*北九州市小倉南区,宗像市

MAP
種の概要
日当りのよい山地の草原や林縁などに生育する多年草。茎は直立し,高さ50~100cm。根は垂直に伸び,直径2cmになる。花は9~11月,頭花は単生または総状にまばらにつき,直立して咲く。総苞は椀形~広鐘形,直径15~20mm。総苞片は6~7列で開出または反曲する。本種は根を食用とするために栽培され,「やまごぼう」と呼ばれる。
特記事項
玄海国定公園指定植物,北九州国定公園指定植物
生息環境
  • 草原
補足情報

20112014版データを見る

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