モリアザミ
学名:Cirsium dipsacolepis (Maxim.) Matsum. var. dipsacolepisMyしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 福岡県植物誌(1975)には戸上山,平尾台,福智山が産地として記載されている。このうち,戸上山と福智山では消滅した可能性が高いが,平尾台では現存する可能性がある。今回の調査において新たに大島(宗像市)で生育を確認したが,開花個体数10未満であり,県内における総個体数も50未満と推定される。 |
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危機要因 | 遷移進行 産地局限 |
分布情報 |
*北九州市小倉南区,宗像市
MAP |
種の概要 | 日当りのよい山地の草原や林縁などに生育する多年草。茎は直立し,高さ50~100cm。根は垂直に伸び,直径2cmになる。花は9~11月,頭花は単生または総状にまばらにつき,直立して咲く。総苞は椀形~広鐘形,直径15~20mm。総苞片は6~7列で開出または反曲する。本種は根を食用とするために栽培され,「やまごぼう」と呼ばれる。 |
特記事項 | 玄海国定公園指定植物,北九州国定公園指定植物 |
生息環境 |
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