オオナンバンギセル
学名:Aeginetia sinensis G.BeckMyしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 福岡県植物誌(1975)では,福智山の草原に稀に生育する植物として記録されている。今回の調査では生育を確認できなかった。RDB2001では福智山地の個体群は樹木の侵入(遷移進行)により減少としている。遷移進行による生育環境の変化で,生育地面積の継続的な減少が推定される。 |
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危機要因 | 遷移進行 |
分布情報 |
*北九州市小倉南区
MAP |
種の概要 | 深山の草地に生える一年草。同属のナンバンギセルがススキに寄生するのに対して本種はヒメノガリヤスやシバスゲなどに寄生する。花期は7~9月。ナンバンギセルに似るが,全体的に大きく,萼は先が鈍く長さ3~5cm。花冠裂片の縁には細かな歯牙がある。ナンバンギセルのように1か所から花柄が束生することはほとんどない。 |
特記事項 | 北九州国定公園指定植物 |
生息環境 |
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