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種の解説

マルバハダカホオズキ

学名:Tubocapsicum anomalum (Franch. et Sav.) Makino var. obtusum Makino

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改訂版RDB2024概説

マルバハダカホオズキの写真

撮影:須田隆一

分類群 種子植物
科名 ナス科
RDB2024カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
RDB2011カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
環境省カテゴリー
選定理由
今回の調査では宗像市と姫島(糸島市)の2か所で生育を確認した。宗像市での結実個体数は10程度,姫島では数個体であった。このほか玄界灘沿岸の海岸林の林縁などに生育している可能性があるが,県内における総個体数はかなり少ないと考えられる。
危機要因 産地局限
分布情報
福岡市西区,宗像市,糸島市

MAP
種の概要
海岸近くのやや湿った林縁に生育する多年草。葉は広卵形または卵状長楕円形,長さ8~12cm,幅4.5~5.5cm,鈍頭で全縁。8~9月,葉腋に2~5個の花をつける。花冠は淡黄色で,5深裂する。果実は球形,赤熟し,直径8~12mm。海岸近くに生育する。基準変種のハダカホオズキに比べて,葉が厚く,葉の先端が丸くなることで区別される。
生息環境
  • 低地森林
  • 海岸
補足情報

20112014版データを見る

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