コナミキ
学名:Scutellaria guilielmii A.GrayMyしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 今回の調査では,行橋市の1か所で約150株の現存を確認した。日当たりのよい海岸の草地に生育している。この自生地では植生遷移の進行によって減少していたが,保全活動により藪が刈り払われたため,昔よりも個体数が増加している。本県では産地が限られており,北九州市にも記録があったが,現状不明である。 |
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危機要因 | 海岸開発 遷移進行 産地局限 |
分布情報 |
行橋市
MAP |
種の概要 | 海岸に近い草地に生育する多年草。地中に匐枝状の細長い地下茎を出す。茎は細く直立し,基部で分枝して高さ10~40cmほど。葉は円形~卵形で,基部は心形。花序の苞は,最下部のものはほかの茎葉と同形で,上部にいくに従い小さくなる。花は3~5月に葉腋に1個ずつつき,白色または僅かに紫色を帯び,基部からまっすぐに伸び,上唇はやや反曲してかぶと状にならない。国内では,本州~九州,琉球(沖縄諸島以北)に分布する。 |
生息環境 |
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