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種の解説

ミズネコノオ

学名:Pogostemon stellatus (Lour.) Kuntze

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改訂版RDB2024概説

ミズネコノオの写真

撮影:岩﨑朝生

分類群 種子植物
科名 シソ科
RDB2024カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
RDB2011カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
環境省カテゴリー 準絶滅危惧
選定理由
今回の調査では,みやこ町のため池で30株の現存を確認した。福岡県植物誌(1975)において北九州市,筑後市,RDB2001では大平村(現上毛町),築城町(現築上町),宮田町(現宮若市)にも記録があったとしているが,乾田化に伴うため池の荒廃や農薬,除草剤の多用によりほとんどの産地で消滅し,1995年以降は県内に確実な記録がない状態であった。みやこ町の自生地は本種の保全上重要性が高い。
危機要因 ため池改修 農薬使用 管理放棄 乾田化 産地局限
分布情報
みやこ町

MAP
種の概要
休耕田や低湿地などの不安定な環境に生育する軟弱な一年草。茎は15~50cmほど,中央付近で多く分枝する。葉は3~6個ずつ輪生する。花穂は茎頂と枝先に直立し,径4~5mmほど。8~10月に白または淡紅色の花を密に咲かせる。国内では,本州(関東以西)~九州,琉球(徳之島)に分布する。
生息環境
  • 湿原・池
補足情報

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