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種の解説

ヒロハノカワラサイコ

学名:Potentilla niponica Th.Wolf

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改訂版RDB2024概説

ヒロハノカワラサイコの写真

撮影:山根 明

分類群 種子植物
科名 バラ科
RDB2024カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
RDB2011カテゴリー
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
選定理由
遠賀町の二次草原(シバ,ヤハズソウ優占)で2014年に発見された。今回の調査でも同じ場所(約30m2)で生育を確認した。九州ではほかに佐賀県に記録があるものの近年生育情報がなく,今後,当該地が九州唯一の生育地となる可能性がある。現存する生育地が小さく,土地造成,管理放棄などによる生育環境の変化で,生育地面積の継続的な減少が推定される。
危機要因 土地造成 管理放棄 産地局限
分布情報
遠賀町

MAP
種の概要
日当たりのよい草地に生える多年草。茎は直立または斜上し,高さ20~40cm。葉は羽状複葉で,裏面は白綿毛が密生し,縁は裏側に巻く。花期は6~8月。カワラサイコに似るが,小葉は少数(7~15枚)で,付属小葉片はない。
特記事項
玄海国定公園指定植物
生息環境
  • 草原
  • 河川
補足情報
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