ヒロハノカワラサイコ
学名:Potentilla niponica Th.WolfMyしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 遠賀町の二次草原(シバ,ヤハズソウ優占)で2014年に発見された。今回の調査でも同じ場所(約30m2)で生育を確認した。九州ではほかに佐賀県に記録があるものの近年生育情報がなく,今後,当該地が九州唯一の生育地となる可能性がある。現存する生育地が小さく,土地造成,管理放棄などによる生育環境の変化で,生育地面積の継続的な減少が推定される。 |
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危機要因 | 土地造成 管理放棄 産地局限 |
分布情報 |
遠賀町
MAP |
種の概要 | 日当たりのよい草地に生える多年草。茎は直立または斜上し,高さ20~40cm。葉は羽状複葉で,裏面は白綿毛が密生し,縁は裏側に巻く。花期は6~8月。カワラサイコに似るが,小葉は少数(7~15枚)で,付属小葉片はない。 |
特記事項 | 玄海国定公園指定植物 |
生息環境 |
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