シモツケソウ
学名:Filipendula multijuga Maxim. var. multijugaMyしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 県内では英彦山地が唯一の自生地である。本種の主な生育環境は草地であるが,英彦山地はシカの密度が高いことから,その被食圧の影響により岩棚や岩壁にしか自生していない。今回の調査では,200以上の開花個体を確認したが,本来の生育環境ではないことに加え,自然災害による表土の剥落リスクにさらされており,個体数が減少することが危惧される。 |
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危機要因 | シカ増加 自然災害 産地局限 |
分布情報 |
添田町
MAP |
種の概要 | 山地の草地などに見られる多年草。高さ30~100cmになる。葉は互生し,奇数羽状複葉。頂小葉は大きく幅5~10cmで掌状に5~7裂する。側小葉は小さく長さ3~30mmで,長い葉軸に8~10対つき基部ほど小さい。花期は7~8月で,散房状の花序を出し,直径4~5mmの紅色の花を多数つける。 |
生息環境 |
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