トモエソウ
学名:Hypericum ascyron L. subsp. ascyron var. ascyronMyしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | RDB2001では福岡市と前原市(現糸島市)の2か所に現存するとしている。今回の調査では福岡市早良区において生育を確認した。自生地は林道脇の草地で,開花個体は数個体のみであり,遷移進行に伴う草地の消失や盗掘が懸念される。糸島市など過去に記録された場所においても現存している可能性があるが,県内における総開花個体数は50未満と考えられる。 |
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危機要因 | 園芸採取 遷移進行 |
分布情報 |
福岡市早良区,*糸島市
MAP |
種の概要 | 山地に生育する多年草。茎は単生して直立し,高さ50~130cm。葉は披針形~長楕円形で,長さ5~10cm。花期は7~8月,3~15個の花を二出集散状につける。花は大きく黄色で,直径約5cm,花弁は5個,長楕円形で先端が曲がり,長さ約2.5cm。花弁の先端が曲がっていることが和名「巴草」の由来。 |
生息環境 |
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