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種の解説

ミヤコアオイ

学名:Asarum asperum F.Maek. var. asperum

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改訂版RDB2024概説

ミヤコアオイの写真

撮影:笹富広一郎

分類群 種子植物
科名 ウマノスズクサ科
RDB2024カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
RDB2011カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
環境省カテゴリー
選定理由
今回の調査では東峰村(旧宝珠山村)で生育を確認した。このほか,朝倉市(旧甘木市)と東峰村(旧小石原村)に記録があり,いずれも現存する可能性がある。もともと稀な植物であり,県内における総開花個体数は50未満と考えられる。
危機要因 園芸採取 産地局限
分布情報
*朝倉市,東峰村

MAP
種の概要
山地の樹林下に生育する常緑性の多年草。葉身は卵円形~楕円形で,長さ6~10cm,幅4~8cm。花期は3~4月,花弁状の萼裂片は淡紫褐色,萼筒は台形状で長さ6~8cm,上部が強くくびれる。萼筒内部には格子状に隆起した襞が発達する。雄ずいは12個で花柱は6個。サンヨウアオイに似るが,萼筒上部に突出部がないこと,萼筒内部の襞が発達すること,完全雄ずい12個であることなどで区別される。
生息環境
  • 山地森林
補足情報

20112014版データを見る

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