ミヤコアオイ
学名:Asarum asperum F.Maek. var. asperumMyしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 今回の調査では東峰村(旧宝珠山村)で生育を確認した。このほか,朝倉市(旧甘木市)と東峰村(旧小石原村)に記録があり,いずれも現存する可能性がある。もともと稀な植物であり,県内における総開花個体数は50未満と考えられる。 |
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危機要因 | 園芸採取 産地局限 |
分布情報 |
*朝倉市,東峰村
MAP |
種の概要 | 山地の樹林下に生育する常緑性の多年草。葉身は卵円形~楕円形で,長さ6~10cm,幅4~8cm。花期は3~4月,花弁状の萼裂片は淡紫褐色,萼筒は台形状で長さ6~8cm,上部が強くくびれる。萼筒内部には格子状に隆起した襞が発達する。雄ずいは12個で花柱は6個。サンヨウアオイに似るが,萼筒上部に突出部がないこと,萼筒内部の襞が発達すること,完全雄ずい12個であることなどで区別される。 |
生息環境 |
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