ゲンカイツツジ群落〈個体群〉
Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 英彦山地や福智山地の岩角地に点在し,多くは保存状況良好であるが,優占種のゲンカイツツジは園芸用に採取される可能性がある。また,英彦山地では,1991年台風により表土ごと滑落した場所もあり,新たな滑落による群落の消失が懸念される。ゲンカイツツジは,RDB2024で準絶滅危惧に選定されている。 |
---|---|
危機要因 | 園芸採取 自然災害 |
分布情報 |
*豊前市,*東峰村,添田町,福智町,築上町
MAP |
群落概要 | ブナクラス域自然植生の低木個体群。英彦山地や福智山地の岩角地に生育する。高木・亜高木層はアカマツ,ツガ,ヒノキ,ミズナラなどがまばらに生えるか,これらを欠くところもある。低木層はゲンカイツツジのほか,イソノキ,ナンキンナナカマド,ネジキ,ヤマツツジ,タカノツメなどを伴い,草本層はサイコクイワギボウシ,イワヒバ,シノブなどが混生する。 |
特記事項 | 耶馬日田英彦山国定公園特別地域,北九州国定公園特別地域,県指定天然記念物(岩屋のげんかいつつじ),環境省特定植物群落;28,90 |
生息環境 |
|